2009年12月18日

消費者トラブルの現状

私たちが自給自足の生活を送っていた頃は生産者と消費者が同じわけですから、現在のような消費者トラブルはなかったように思います。
経済の発達により生産者と消費者が分離し、自分が生産できないものまで手に入れられるという便利さを得た半面、取引市場における様々なトラブルも発生してきました。

大量生産、大量消費の世の中になり、私たちが購入する商品やサービスの情報もより複雑化してそのすべての情報が私たちに届くことが難しくなってきています。

国民生活センターに寄せられた相談の内容を見てみると、かつては商品の安全性に関するものや価格、表示に関するものが多かったのですが、現在はインターネットや携帯電話などによる情報サービスの架空請求や不当な請求に関する相談が多くを占め、消費者トラブルも様変わりしより複雑になってきているのがわかります。

5年ほど前から国民生活センターにはこれらの架空請求などの相談が急激に増え、それまでの訪問販売やマルチ商法に関する相談が窓口に入りづらかったとも言えるでしょう。

相談件数の多い品目としては上記の電話情報サービスの他にサラ金、教養教材、賃貸マンションなどが挙げられています。
被害額が高額になりやすい手口としては電話による勧誘販売、次いで家庭訪問による販売、無料商法が挙げられます。

この他マルチ商法、エステや英会話教室、内職商法、モニター商法、キャッチセールス、点検商法など、私たち消費者の心理状態を巧みに利用して契約に至らせるという様々な手口があります。

もちろん、私たちの生活に必要な契約のすべてを疑ってかかれというわけではありません。

しかしプロが用意した騙しの手口に関する知識をつけておけば、面倒なトラブルに巻き込まれることは未然に防げるでしょう。
posted by 国民生活センター at 13:38| Comment(17) | 国民生活センター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

消費者トラブルが発生するわけ

私たちは日々、物を買うことで消費生活を営んでいるわけですが、そこには必ず契約という行為が付いてきています。
取り引きを行なえば好む好まざるに関係なく契約という法律行為が必要になってくるのです。
しかし一般市民である私たちは法律に関してそんなに知識があるわけでもなく、専門家に意見を聞いたり契約に関する知識を得たりする機会もないまま契約行為をするため、いろいろなトラブルに巻き込まれてしまいます。

全国の消費生活相談をまとめている国民生活センターの分析でも、受けた相談件数の多くは消費者と事業者との間の契約に関するものだそうです。
そしてその数は年々増えているようです。

事業者には法律の専門家がついていますし、こなしている契約の件数も事業者と一消費者では比べ物になりません。

例えば大きな契約を消費者と事業者の間で交わす場合はアマチュアとプロの関係になり、プロが用意した契約に関する複雑な作戦があっても素人の私たちには分かるはずがないのです。

そしてトラブルが発生するとその被害を消費者が一方的に受けることになってしまうのです。

このように消費者トラブルは、契約における知識の量や情報量、交渉力の差などがおもな原因となっています。

法律と聞くと難しく感じますが、国民生活センターのホームページにはどんな相談が寄せられてどのように解決してきたかという例が紹介されていますので、一度見てみるとトラブル回避のための勉強になると思います。
posted by 国民生活センター at 13:36| Comment(0) | 国民生活センター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月14日

国民生活センターの情報をチェックしよう

国民生活センターのホームページを見ていると、最近の消費者トラブルの動向や商品テストの結果などを知ることができ勉強になります。
何かトラブルに遭ったときだけでなく、普段からチェックする習慣をつけると安全・安心な生活に役立つと思います。

2009年4月には新手の振込み詐欺の事例が報告されていました。
以前行なったリフォーム工事の保証業者を名乗る電話が入り、保証金を返金するためインターネットバンキングに申し込ませるというものでした。
送られて来た申込書にはあらかじめ暗証番号などが記入されており、その口座が開設したら逆に預金を引き出そうという手口だったのです。
このケースでは銀行から「この申し込みは送金専用となります」と連絡をもらったことで被害を未然に防ぐことができましたが、振り込め詐欺の手口も大変手の混んだものになってきていると感じました。
特に今は振り込め詐欺対策が強化されていますから、ATMから振り込ませる以外の手段で攻めてきたのですね。
こうも次から次へと本当によく新しい手口が出てくるものです。

しかしこうして新手の犯罪手口を知っておくことで、自分にそれがふりかかって来た時に気付きやすいと思うのです。
やはりこのような情報は多くの人と共有すべきですね。
また国民生活センターの事例報告には、被害に遭わないためのアドバイスや助言も載せられています。
トラブル回避のために気をつけておきたい事柄を、日頃から家族で話し合うとよいですね。

消費者トラブルは子どもから高齢者まで、誰でも巻き込まれる可能性があります。
その可能性を最小限に抑えるため、最新情報をこまめにチェックし、皆で共有しておきましょう。

posted by 国民生活センター at 13:49| Comment(0) | 国民生活センター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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